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【エクバ雑記】エクバ2の歴史その③ 2020年4月以降編

どうも、ウォッチです。
エクバシリーズも10周年ということで、この記事では次回作が待ち遠しい

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機動戦士ガンダム エクストリームバーサス2

の歴史について書いていこうと思います。基盤性能もPS4同等レベルにパワーアップし、数年かかってようやくナンバリングでリリースされた新作になりますが、同時に凄まじいインフレを極めて行った大味なゲームです。

本記事では2020年4月以降を書いています。

↓稼働初期~2019年7月まではこちら↓

↓2019年8月~2020年4月まではこちら↓

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3月25日 ありました!マッチング調整!

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3月の話になってしまいますが、実はこの時マッチング調整が行われました。
ということで銀プレ以上は全体の1割程度、全体の7割強が銅プレということが明かされました。
当時は本当に階級が上げにくいゲームだったので、銀プレになるだけでも割と凄いことだったというわけです。これについてはサブカ問題で銅プレカードが量産されていたのも影響していると思いますが、それでも銅プレがこんなにいる環境下でした。

4月15日 振り返り ~ ガンダムVsコロナ

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さて、このタイミングでコロナ禍に伴うアップデート自粛が始まり、このひと月後に緊急事態宣言の発令が行われたのは記憶に新しいと思います。
これによってゲーセン側は非常に大きな打撃を受けてしまい、各地のゲーセンが相次いで閉店するという事態にまで発展し、今なおも閉店ラッシュが起きてしまっています。
一方、資本力に優れる企業系のゲーセンが新店舗の開店を行う等、まだまだゲーセン文化を失わせるわけにはいかないという姿勢も見受けられ、エクバも格ゲーが家庭用ファーストに移ったのに対してまだゲーセンファーストを貫く姿勢をクロブで見せてくれました。

この頃になると、何もできんからせめてプレイヤーを盛り上げさせよう、とVSリンクとのプレイヤー参加企画を用意したりゲーム外で何か色々してました。

また、この時からマキオンのβテストとオンライン交流会の話が出てきて、マキオン特需が発生し始めます。そもそも巣ごもり需要でゲーム機もアケコンもピンチでしたが。

↓当時の記録はこちら↓

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6月16日 沈黙を破る時

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緊急事態宣言が解除された6月の中頃。ついにバンナムは沈黙を破りました。
近々アップデートあり、ということでエクバ2の復調が宣言されました。

マキオン発売が刻々と近づく中でのアプデ告知ではあったものの、やはり外出自粛が叫ばれている現状なだけあってプレイヤーサイドは相当慎重な姿勢を見せる人もいました。

7月2日 ガンダムダブルオーダイバーエース解禁:

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解禁機体14機目はガンダムダブルオーダイバーエース。
ここに来てナラティブ同様最新作からの参戦(当時はもうリライズが放送されてたけど)ということで話題性バッチリ。でもガンプラ機体だから「また壊れてるのでは?」と訝しむ人は非常に多かったとか。全部トライファイターズのせいだよ・・・。

そんなことよりも機体調整はどうなってんだ!というお言葉にお答えしたバンナムさんはというと・・・。

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ダークハウンド、ついに釈放。
これでも全盛期程ではないのですが、エクバ2があまりにもインフレしているせいで全盛期に戻しても怪しい可能性はあります。
その他、レオスII、レッドフレーム改、シャアザク、バスターといったエクバ2の環境に参加できていない機体達が調整され、ダリルアッガイのせいで存在意義が怪しかったスローネドライも差別化を重視した調整を受け評価をあげます。

 

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それから数日後、あのネタ機体ドアンザクが帰ってきました。
バーサスのSA付き特殊移動が無限発になり、アシストがコアファイターからガンダムに変更されましたが、やっぱりというかF覚醒時の爆発力はマキオン以上。
前特格→前格がBD格に変化するのを活かした連打からの覚醒技でお手軽350↑コンというロマン溢れる機体になりました。

7月30日 家庭用マキオン発売

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というわけで発売されました家庭用マキオン!
とは言いたいものの、この頃には「Apex Legends」が一世を風靡する超流行を引き起こした影響でプレイヤーは増えたけど居座ってくれるかはまた別だったというオチが待っていました。
しかし家庭用ということでプロゲーマーも参戦、オンライン大会もやります、オンラインもかなり盛んと「外出てエクバ2できない分マキオンしてやろう」「あんなインフレ環境やってられっか!」というプレイヤーが集まり、エクバ2のプレイ回数が減ってしまうことに・・・。

8月20日 シナンジュ・スタイン解禁:お別れ会

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解禁機体15機目はシナンジュ・スタイン。
確かイベント生放送での発表とかそんなだった気がします。
みんな大好きコロニー内で撃っちゃう人、ゾルタンの機体ということで性能は微妙だけどキャラ人気はバッチリでした。

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まぁみんな気になるのはこっちの方だよね!
ということで機体調整をガッツリやるぜと宣言してくれました。残りの機体は何なのか、下方はあるのか、かなり高い期待値と緊張の走る調整発表はというと・・・。

まず、L覚醒は案の定、お仕置きを受けました。
次に、ガンダムDX、ゼイドラが釈放され、ブルーフレーム、ゴトラタン、キュリオス、フルアーマー、マックナイフと当時ゲームに参加できていなかった機体をメインに調整されました。

そして!残りの機体は!

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なんと全部下方修正でした。
Hi-ν、ヤークトアルケー、ライトニング、黒キュベ、ナラティブ、ダリルアッガイと当時の環境上位全部を狙い撃ちするが如き調整をお見舞いしてあげた結果、多くの機体が環境上位から陥落していくことになりました。

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一番話題をかっさらっていったのはこの機体。
ずーっと暴れていたせい機体コンセプトそのものを変えられる下方修正を受けてしまったライトニングくん。
ライトニングにボコられまくった多くのプレイヤーはやり過ぎ下方とはいえライトニングが環境から姿を消すのに大喜びだったとか。僕も正直喜びました。ごめんなさい。

↓当時を語るツイート↓

 

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(その後、Z、天ミナ、エクセリアが跋扈すると知らずに・・・。)

ちなみに、これに合わせてこんなアップデートが行われました。

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あんまりにも銅プレにプレイヤーが固まっていたのか、階級を上げやすく、下がりにくくする調整が行われました。
その上がり下がりの具合はというと、「ビックリするくらいゲージが減らなくなった」「4割勝ててりゃ勝手に階級が上がる」と言わんばかりの圧倒的な上げやすさ。
この影響で銀プレ以上の数は凄まじい勢いで増えていき、階級がお飾りと化していると称される事態に発展していきました。

9月17日 機体アップデート:二度あることは何とやら

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機体調整アップデート、再び。
今回はついに上方修正を受けるアヴァランチエクシアの他、マキオン釈放組のデスティニー、AGE-FX、ホットスクランブルが話題になりましたが、エクバ2初期に下方を受けたフルグランサ、ルプスレクスが入っているのにマキオン末期のデスティニーを思い出した人は多かったはず。流石に環境に追いつけなくなったから追いつけるよう強すぎたところはそのままにというマイルド調整でしたが、また壊れないでよかった・・・という感じです。

事前告知されていなかった機体には試作3号機、赤キュベが釈放枠としてラインナップ。モンテーロ、デュナメス、マックスター、エクリプスと、なんか機体一覧見てると「家庭用マキオン→エクバ2のプレイヤーを狙った機体チョイス」という感じがしますね。

ちなみに下方修正はありませんでしたが・・・。

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バンナムちゃん痛恨の確認ミスによりレバー入れが出せたヤルケーがバグ修正を受けました。
一応、オバヒから出せなくしたにも関わらずキャンセルルートを使うと出せたという部分が結構突っ込まれていたので、そりゃ修正するよな・・・という感じでしたが。

10月6日 クロブ、出るってよ。

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この日にクロスブーストのロケテ告知が行われました。
ということで、新作の稼働が刻一刻と近づいてくる、というのが現実になってきましたね。
コロナ禍でそもそもリリースできるのか?という点で不安になってたプレイヤーも多かったでしょう。

ロケテは11月に行われ、事前抽選のもとバンナムの施設に赴くという形になりました。
ロケテ最終日にはまとめ放送が行われ、そこで実機プレイの動画も流れました。

クロブ出ることが正式に発表されたということは?
そうです、エクバ2最終版の登場が近づいたということです。

11月26日 カバカーリー解禁:最終版に最強カメムシは降臨する

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解禁機体16機目はカバカーリー
ロケテの日にクロブへの参戦が告知され、まさかのエクバ2先行参戦ということになりました。
肝心の機体性能は、なんというかクロブはデフレ路線になるらしくて、その影響受けてるなぁという感じの、何とも言えない中堅感が溢れる性能でした。

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そんなことよりこっちの方が重要だ!というプレイヤーは多いでしょう!
またしても大々的に告知された機体調整。その内容はというと!

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まず釈放枠のV2ガンダム総合的に強くなった代わりに個性を犠牲にするという結果になり、単発ダウンメイン没収は賛否両論を各地で引き起こしました。実質下方じゃ・・・?という意見はかなり多かったです。

続いてレジェンドが再調整を受け、オモチャと称された射撃CSがまともに使える性能なりました。しかし弱くされた部分はほぼそのままの模様。
その他、中堅止まりだったダイバーエースはここで色々調整を受け環境に躍り出るようになり、放置されていたキマリストルーパーはここでやっとまともな調整を受けます。出たは良いけど弱いという評価だったX魔王とスタインはようやくまともに使える性能になったとか。

残りの機体は?またなんか目玉機体いるの?となった方は多いでしょう。
目玉のオンパレードです。かなり長くなりますが、刮目してください。
下方修正のターンです。

 

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まず名乗りを上げるのはエピオン。
射撃バリア没収という豪快な下方を受け、なんか変な当たり方することがあったサブが弱くなりました。これはクロブで射撃バリア展開アシストを手に入れるため、そのための布石でしょう。

続いてEx-S。こいつは機動力が下げられました。変形特射の逃げ性能も慣性が殆ど乗らなくなりました。次にZ。インチキ性能と言われた変形サブが弱くなり、合わせてアシストのリロードが悪化。全体的に変形中のリロードが長くなるように調整を受ける結果で終わりました。

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本日の目玉その2、トライバーニング。
汚物と呼ばれた武装が全部弱くされたおかげでゲーム破壊要員としての座を明け渡すことになりました。その座を受け取ったのはファントムだった模様。
続いてエクセリアも下方されましたが、こいつは格闘CSが移動中でも攻撃判定を持っているというインチキを消されただけです。

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本日の最後の目玉。フォビドゥン。
ナラティブと黒キュベが消えた20で、再三に渡って暴れていたのでお仕置きされた・・・のですが、メインのリロード形式が他の機体と一緒に仕様になり3発追加、アシストもリロード開始が大体の機体と一緒になっただけという感じで、特にメインは欠点の一つであった打ち切りロードゆえの弾切れ区間が消滅、余程無駄撃ちしなければいつでもあの高性能メインを取り回せるという調整を受け、いやこれ上方修正じゃ?という結果になり、無事エクバ2最終版における最強の汚物として君臨することとなりました。

かくしてエクバ2は最終版を迎え、その役割をクロブへ移していくこととなります。

おまけ:その後の環境について

その後の環境ですが、この怒涛の下方ラッシュ前の環境とは打って変わってまた別の環境となっています。
環境のニーズは「攻めも逃げも強い」機体。上位が軒並み落ちたことでそのポテンシャルが大きく評価され一気に最上位へ躍り出たウイングゼロ、ゲーム破壊要員としてヘイトの的となるファントム、このニーズに沿った性能をしたダイバーエースらが名を挙げ、なおも強機体として居座るΞ、ユニコーン百式、天ミナ、フェニーチェ、ウイニングらはそのまま、そして相変わらずのフォビ・・・という状況です。

しかし、一部の機体が大暴れする環境というのは精々上位クラスのウイングゼロとフォビという状況下で、それ以外は比較的マシな環境となってます。ウイングゼロがHi-νほどのお手軽ではないこと、フォビはお手軽に片足突っ込んでるものの癖が強いのが影響してますね。
逆にすごく増えたのはダイバーエース。元からシンプルな武装構成であることに加え攻め逃げ両対応の時限強化を持っていた機体ですが、上方修正で一気にやれるようになったため、プレイヤーの実力問わず人気の機体となりました。

2021年3月 クロブに続く・・・

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かくして、コロナの影響下がまだ続く中ですがエクバ2はその役割をクロブに託していきます。
エクバ2であんまりにもインフレしすぎた機体性能、クロブはデフレするというのが事前に発表されており、実際にピョン格が一律でダウン属性になるよう調整されていたりします。
しかし、PVを見る限りなんかやたら強そうな武装持ってる機体がチラホラいるため、デフレって実は嘘なんじゃ・・・?と疑いたくなります。

というわけで2018年10月~2021年3月の約2年間稼働していたエクバ2の歴史でした。
家庭用・・・出るのかなぁ。クロブ終わる頃に出てきそうな雰囲気してますね。

クロブの歴史については、稼働してしばらく(大体1年半)が経過したときに書きたいなと思っています。
最後まで読んでくださりありがとうございました!