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【エクバ雑記】マキブの歴史① 稼働初期~2014年編

どうも、ウォッチです。
エクバシリーズも10周年ということで、この記事では家庭用が唯一存在せず、もう二度と遊べない幻のタイトルと化したエクバ3作目

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機動戦士ガンダム エクストリームバーサス マキシブースト

の歴史について書いていこうと思います。僕がゲーセンで本格的にやり始めた作品でありますが、エクバ2に通ずる圧倒的インフレを極めて行った作品でもあります。

本記事では稼働初期~2014年末までを書いています。

↓2015年以降のマキブの歴史はこちら↓

watch0513.hatenablog.com

 

稼働初期 ドライブゲー ~ バグペリオン誕生

数回のロケテストを挟み、2014年3月6日に稼働開始したマキブ。
1000コストが1500になっていたり、なんか色々と目新しい要素が多かったのです。
・・・が、その環境は新機能EXオーバードライブで(主に格闘機が)暴力を振るうファイティンチンパンゲーと化していました。

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EXオーバードライブ(以下ドライブ)とは、耐久値が黄色ちょいになるとゲージがMAXになり、該当するボタンを押すことで発動する強化システムです。
後にF覚醒S覚醒に統合されましたが、当時はFドラorSドラ、覚醒の2つの時限強化をどう使うかが勝負の鍵を握っていました。それに合わせて全機体の耐久値も100ちょい多めに設定されていました。

が、このドライブ、なんと全機体共通で発動時間が均一に設定されていたため、主に高コストが長時間強化によるワンチャンゲーが開幕。
なぜか射撃補正が高いFドラを始め、特にシナンジュが横格で、ガンダム試作2号機が射CSで、ベルガ・ギロスがサブ特射で大暴れしたこともあって、3月25日にドライブの性能が修正されました。
以降は1520、25、30ごとに発動時間が設定されるようになりました。

それより前にはハイペリオンガンダムが特定のコマンドを入力することで特格の無敵バリアを永続展開できるバグが判明。バグペリオンとしてゲーセンでそれなりに猛威をふるい、3月12日に修正されました。

4月8日 初の機体調整実施

調整対象はシャア専用ザクIIとベルガ・ギロス。
シャアザク産廃寸前の各種射撃が上方され、ベルガはインチキ武装だったサブ特射が下方されました。

4月10日 ガンダムサバーニャ先行解禁:二度あることは三度ある

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Fドラが跋扈していた環境下で突如として現れた射撃しかない機体、ガンダムサバーニャ。マキオンまではVSコンクエストの先行解禁ルールが存在していたため、コンクエストでポイント稼いだり勝利したりすると解禁機体を先に遊ぶことができました。

このサバーニャ、マスターガンダムバンシィの系譜
一番最初に解禁される機体は壊れ」を無事に引き継ぎ、その圧倒的壊れ性能でゲーセンを荒らしていきました。
そして4月22日の正式解禁に合わせて下方修正を受けるという奇跡のようなことをしでかしましたが、これでも弱くなるわけがなくしばらく環境に居座るようになります。

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ちなみに、このときの修正はシナンジュと2号機が下方、シャア専用ゲルググストライクガンダムコマンドをフルブースト時代に戻されるという不思議な修正を受けたりしました。そしてこの修正から「機体修正の内容をちゃんと明記する」というエクバ2でも脈々と受け継がれる風習が生まれました。が、機動力や赤ロック距離の明記が曖昧なのはいつもどおりです。

5月27日 フルアーマー・ユニコーンガンダム解禁:ターンXこわれる

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解禁機体2機目はフルアーマー・ユニコーンガンダム
当時はガンダムUC ep7公開ということで完結記念もあって参戦する形となりました。
サバーニャの次ということで皆「ヤバイんじゃ・・・?」と警戒していましたが、特にそういうわけではなく、後に3回修正を受けるまでは微妙止まりの機体でした。

とか言っていたら修正機体の中に壊れが紛れ込んでいました。

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それが自衛の鬼、ターンXです。後に一部ゲーセンで使用禁止を言い渡される程の圧倒的自衛力で環境機体が軒並み下方された新環境で居座っていました。
それ以外ではまたサバーニャとベルガが下方を受けたり、環境でブイブイ言わせていたガンダムXディバイダー、ウイングガンダムゼロジ・Oバンシィが下方を受けました。また、スサノオ切腹Fドラという爆弾戦法が誕生したせいで下方を受けたりしました。

6月12日 下方修正アプデ : 3度目の正直

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またサバーニャが下方されました。あとバンシィも巻き添えを喰らいました。
これでようやく適正的な強さ・・・と思いきやこれでも環境上位にのさばっていたという。
コレに合わせてVSコンクエストの遊びやすさが大きく改善されたものの、プレイヤーの大半はサバーニャ3回目の下方の方が衝撃度高かった気がします。

6月24日 ブリッツガンダム解禁:デスティニーこわれる

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解禁機体3機目はブリッツガンダム
後に「3ショタ」の一角としてマキブの3020ゲーを加速させる一員となりますが、当時は誘導切りとそこそこ優秀な射撃以外は特にヤバイとも言われなかったという。

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それよりヤバイのがここにいたからです。
マキブ名物「修正でぶっ壊す」の第一号デスティニーガンダム
機動力アップはさることながら、残像が超強くなって攻める力が強化されたことで一気に環境トップにまで現れるようになりました。

7月23日 ドレッドノートガンダム(Xアストレイ)解禁:3ショタの一角

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解禁機体4機目はドレッドノートガンダム(Xアストレイ)。
このときもブリッツ同様にパッとしない評価を受けていましたが、後に降臨したアイツのせいで再評価され、3ショタの一角を担うようになりました。

機体調整も上方修正メインで、特にフリーダムガンダムの「自機に対してカメラ位置を遠ざけました」で何この記載・・・となった人が多かった記憶があります。

7月29日~8月19日 悪夢襲来

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後に伝説として語られる環境破壊選手権の幕開けを告げるイベントだとは、当時誰も予想していなかったと思います。
確かにアルトロンガンダムとストライクルージュ(オオトリ装備)は微妙っちゃ微妙でしたが、問題はリ・ガズィバンシィ・ノルン。

リ・ガズィはBWSの操作が非常に独特で制御しにくい代わりに破格の射撃性能を有しており、Sドラと組み合わせた暴力が単純に強すぎました。

そしてノルンはというと、強いメインをかなりの高機動でばら撒きながら、降りテク付きの最強サブ射撃を繰り出してきて、メインからキャンセルできる超発生格闘の特格でもって文字通り最強機体となりました。これでも当時は難しすぎて評価低かったんだ・・・。

そしてノルンの相方としてドレノが再評価を受け無事強機体として君臨。同時にブリッツも相方適正の高さを見入られ、ゲーセンはノルンの炎に包まれました。

ゲーセンから逃げてフルブに行っても、こいつら4機はフルブに逆輸入されているので、家庭用ですらノルンの炎に包まれている始末。逃げ場などなかった。

8月26日 ちょっとばかりの修正はマキオンへの布石?

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ノルンが暴走している中、特に下方とかするわけではなく上方だけでした。
このとき上方修正された中には、数年後に最強機体となるリボーンズガンダム、後にその存在意義を奪うような機体が出てくるアリオスガンダム、更に数年後に最強と化すフォビドゥンガンダムがいたりしました。
この頃のリボはフルブで暴れていたお仕置きで大きく下方されていたので、ここからどんどんマキオンの全能機に変貌を遂げていくことになります。

9月25日 ノーベルガンダム参戦:ドダイ(百式搭乗)、誕生

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解禁機体9機目はノーベルガンダム
ノルンの炎に包まれ焼け野原になっていた中、ガンネクからの復活参戦。ノルンの後なので性能がかなり控えめ。というか控えめすぎて話題になりませんでした。

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それはそれとしてもっとヤバイ機体が誕生していたからです。
25にコストアップしたもののパッとしなかった百式がここで格CSのドダイ投擲を入手。
このドダイが発生速いのに特大判定、ライフル1発では壊れない耐久値と意味不明な性能をしていたせいで無事環境入り。もはやドダイ(百式搭乗)と呼ばれてるハメに。
特にリガとコンビを組んでゲームを破壊するペア「リガ式」がプチ流行し、被害者続出。

10月28日 ゼイドラ参戦:ストフリVsノルン

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解禁機体10機目はゼイドラ。
当時は特格で時限強化するとメインサブの弾数が全回復するという意味不明な仕様をもっていたりして、アリオスガンダムの存在意義を奪う形で環境上位に君臨しました。

それとは別についに最高コンビのドレノルンが下方。先にフルブの方でノルンとリガが下方されてましたが、ついにノルンゲーが終わる・・・と皆が思っていました。

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ノルンとストフリが頂点を競うクソゲーが始まりました。

やりすぎレベルに強化されたストフリは案の定環境を荒らし尽くしました。

11月26日 ガンダムサンドロック改解禁:3ショタここに集う

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解禁機体11機目はガンダムサンドロック改。
例に漏れず優秀な射撃と格闘を持ちながら機動力良好。相手のワンチャンを潰せる1回限りのゼロシスを持っていたり、着地保護できるアシストがあったりしたものの、マシンガン機故に最初は評価がマチマチだったという。まぁすぐ結果出して強機体になるけど。

かくしてドレノ、ブリッツ、サンドロックの「3ショタ」が揃い、またノルン、バンシィウイングゼロが下方され、環境上位でそれなりに暴れていた運命、リガが下方されました。あとウイングゼロ下方に合わせて巻き添えを喰らったカトルゼロという悲しみの機体がいたり。

また、あまりにも3020ゲー過ぎたので、25が全機体共通で被撃墜時の覚醒ゲージ増加量引き上げを受けたりしました。

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その裏で着々と全能化を目指してる機体もいた模様。

12月16日 フルコーン覚醒、ドダイお仕置き

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あんまりにも大暴れしていたのでゼイドラもろともドダイが下方を受けました。
上方枠はフルコーンが全体性能の底上げを受けてついに環境へランクイン。荒らし機体としてようやくその力を発揮するようになりました。

12月24日 シャイニングガンダム解禁:修正なし!

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解禁機体12機目はシャイニングガンダム
後に一刀修羅ガンダムとしてゲームクラッシャーに覚醒するまでは弱機体としてその名を轟かせていました。

そしてノルンに陰りが見え、ストフリゲーが加速する環境は修正なしの処分を受け、2014年はストフリの炎に包まれたまま終了します。
当時はストフリかノルンにゼイドラ、ドダイ、3ショタを組ませるゲームと化しており、たまにフルコーン、運命、鯖、古黒、ハマッガイ、ドルブがそこそこ選出されていました。
後はルーZがロケテZ並の高機動力(今の時代だとM覚醒じみた機動力)を発揮するバグが発見されてプチ話題になったりしましたが、
これでも選出率だけ見れば割と群雄割拠していて酷いレベルでゲームバランスが保たれているという状況でした。

2015年に続く・・・

かくして2014年のマキブは解禁機体が軒並みぶっ壊れていて、上方修正で壊れる機体がちょいちょい出てくる、まるでエクバ2のような世紀末ゲーとなっていました。
その後の2015年ですらあの始末なので、いかにマキブのバランスがガバガバだったかが伺えます。

2015年も2015年でハチャメチャの押し寄せてくる環境です。ご期待ください