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不定期更新。ウォッチって奴の、ゲーム系ブログです。エクバの記事多め

【エクバ雑記】ネタ文化のお話

どうも、ウォッチです。

どのゲームにも、ネタキャラと呼ばれるキャラクターが存在します。
性能がネタ、設定がネタ、声優がネタ、セリフがネタ・・・。
何をもってしてネタキャラと問うかという点も強いのですが、エクバに限った話をすると、
「性能がネタ」「なんかネタとしてのキャラ人気を持つ」「セリフがおかしくて面白い」
という、存在がネタ、セリフがネタという感じになります。

今回は、そんなエクバシリーズのネタ文化についてご紹介したいと思います。
中には、SNS由来の際どいネタも潜んでいるので、そういうのが苦手な人は読まないことをおすすめします。

無印エクバ:ex-(エクストリーム)

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無印~マキオンまでボスを努めた、GACKT氏が声を演じている青いエクストリームガンダムです。type-レオスはフルブからなので、最初に世に出たエクストリームガンダムとなります。
「ふんす!」(フン!)などの空耳、「極限の絶望をくれてやる・・・」を始めとする厨二心満載のセリフが、主にCPU戦の動画を視聴している層に変な意味でウケました。

オリジナルのボス機体ということもあって、色々やりたい放題な性能してましたし、ガンプラもギター型ライフルとギターケース型シールドという非常に面白い見た目の武装が付属されていたりしました。

無印エクバ:トビア(X1フルクロス)「この瞬間を待っていたんだ!」

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無印エクバで、誰もが一度は聞いたクソゲー開始を告げるセリフ。
「コノシュンカンヲマッテイタンダー」の元ネタです。
厳密に言えばX1フルクロスではなくX1パッチワークに乗っていた時のセリフなのですが、
ひょんなことから格CS中N格のセリフに割り振られました。そしてそのイカれた性能で全プレイヤーに恐怖を感じる時間をも与えなかったはず。

今ではメッキリ聞かなくなったコノシュンですが、エクバ2だとN格のセリフじゃなくなっています。確か覚醒時と覚醒技だっけな。
覚醒時は「俺はこの時を!この瞬間を待っていたんだ!」と原作仕様になり、覚醒技はなんか新録版コノシュンになっていた気がします。

無印エクバ:東方不敗「一気に終わらせてくれるわ!」

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無印エクバで、誰もが一度は聞いたゲームセットを告げるセリフ。
「イッキニオワラセテクレルワァー」の元ネタです。
「ユクゾカクゴセイ」(行くぞ!覚悟せい!)も同列で語られることが多いのですが、覚醒時のセリフとして金ピカのマスターがゲームを荒らしに来る合図のような存在でもありました。
ちなみに無印エクバは全覚醒じゃないとセリフもカットインもなく、半覚でもブーストが全回復する時代だったので、何で全覚のセリフがネタにされるのかはイマイチ不明でしたが、全覚で新品を瞬殺していく光景が多かったのでしょう。

今でも覚醒時のセリフとして使われており、マスターが覚醒した瞬間何人たりとも油断のできない自衛合戦とクソゲーが開始するのは無印エクバから何も変わっていません。

無印エクバ:アスラン・ザラ(インフィニットジャスティス)

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セリフがことごとくうるさい、最終仕様で強機体化するまで弱機体の地位を甘んじていた点から、特にそのうるささ・・・もとい熱血感がネタにされまくっていたキャラです。
横格出し切りの「トゥ!ヘアー!」、射CSの「モウヤメルンダッ!」、特格の「ウワァァァァァァ!」「ハァァァァァ!」、被撃墜の「ヌォォォォォ!」、敗北時の「オ、オレヴァ・・・」と、
カタカナ表記で書かれることが多く、声優の石田彰氏の熱演もあって、エクバシリーズ最初のネタキャラみたいになりました。

フルブでお仕置きされ、特格が格闘特格派生に変更され・・・とあんま話題にならない時代でしたが、マキブでは別の意味でネタキャラの地位を揺るがないものにしました。
今ではいくつかセリフが生き残ってはいますが、以前ほどのうるささはなくなってしまいました。

フルブ:ラウ・ル・クルーゼ(プロヴィデンス)

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普通に強い機体ではありましたが、ラウがネタみたいな扱いを受けたのは特にCPU戦です。
AO勢と呼ばれるニコニコ動画投稿者のCPU戦動画にて、大体選ばれていた最初のステージに出てきたこと、被撃墜リザルト時のセリフ「扉が!最後の扉が!」のせいで、視聴者から扉おじさんと呼ばれ、このセリフを出しに行き、かつ2コンボで撃墜を狙うことを扉チャレンジと名付けられました。

扉チャレンジはマキオンまで続き、エクバ2ではスーパー扉チャレンジとして続投。マキオン家庭用でいつでも扉チャレンジできるようになります。
もう一つの被撃墜リザルト時のセリフである高笑いを引いたり、2コンボで落としきれなかったら扉チャレンジ失敗だとか。
あと、最初に撃墜する機体を間違えると扉おじさんじゃなくて砂漠の虎が出てきます。

フルブ:ザクII(ドアン搭乗)

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この機体の参戦を聞いた時、全プレイヤーが「えっ?」となったであろう機体です。
ククルス・ドアンザクIIということで、岩投げ、格闘、申し訳程度のアシストだけで戦う漢らしい機体です。
ある動画投稿者によってネタキャラとして見出され、かつガンダムバーサスにもサラっと参戦、エクバ2にも参戦決定した辺り、色物ネタキャラ枠としての地位を得ました。

これでもイフリート改もビックリな格闘火力と、トラバの後覚醒技を彷彿とさせる覚醒技から噛み付いた時の爆発力だけは評価されており、バーサス産のSA突撃を得たエクバ2ではスパアマ前格派生(BD格が出る)が何か強いと話題に事欠かさない機体です。

フルブ:ザク頭Zガンダム

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DLCで追加されたコンパチキャラで、Zガンダムを1000(マキブ以降は1500)仕様にした機体です。
機体性能もさることながら、覚醒技がZと同じなのに火力、リーチ等全てに劣ることから「爪楊枝」と呼ばれたり、これ使うくらいならZでいいじゃんという散々な扱いを受けていたことから、ドアンザクに並んでネタ機体というポジションに立つようになりました。

ガンダムバーサスにも未登場の本機ですが、エクバ2でZが大幅な仕様変更を受けたこと、○○搭乗系のパイロットだけが違うコンパチを出す気配がないことから、変形がないだけのマキオンZというポジションでエクバ2に出せそうな気配がする機体です。

マキブ:アスラン・ザラ(インフィニットジャスティスボス仕様)

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ニコニコ動画で一斉を風靡していたCPU戦動画であるAO勢にて、ダウン値がボス仕様のくせにプレイアブル同様によろけるという特異性を見込まれ、
本来なら叩き込めないコンボを叩き込むためのサンドバッグとしての存在を確立した、ボス仕様隠者ことアスラン
ボスランのあだ名で親しまれ、たびたびAO勢の魅せコンボ披露要員にされていました。
なお、プレイアブル仕様とセリフが全然違うため、「トゥ!ヘアー!」を始めとするうるさいアスランではなくキレイなアスランになっています。

アスランはオモチャじゃないんだぞ!」という定型文を筆頭に、エクバ2でも途中のミーティアが切られたバージョンがいる、マキオン家庭用のおかげで自宅でいつでも魅せコンしに行けると、色んな意味で愛されているキャラです。

マキオン:シャイニングガンダム

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マキブから参戦している機体ですが、ネタ・・・というかゲームクラッシャーとして話題になり始めたのはマキオンからだと思います。
貧弱なノーマルと、ワンチャンに全力を賭けたスーパーモードを行き来する機体ですが、F覚時の爆発力がヤバいと噂され、使える人が使うと20秒程で新品の30を撃墜できる圧倒的な破壊力を発揮します。誰が言ったか「一刀修羅ガンダム

唯一の「全覚した方がいいことが多い」機体で、エクバ2でも「覚醒中に噛みつかれると終わる」ということで噛み合った際のゲームクラッシャーっぶりは相変わらずです。
ただし、超難しい機体なので、ホントに上級者向けです。

マキオン:「エクシアくん!?」(ネットミーム)

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ある絵師のイラストが元ネタになっている、地雷プレイヤー系のネタです。
というのも、そこそこの射撃戦と闇討ちが基本のエクシアで前に出て、耐久値を蒸発させていく様を描いたイラストが大受けし、そのような猪プレイが偶然にも低階級帯のエクシアに多かったから、エクシアが先落ちする=エクシアくん!?」という図式が誕生しました。

また、これがサンドロック、バエル、レッドフレーム等、近接系に置き換わっているパターンも多く、それが強機体だと「(勝った・・・?)」という文言が追加されることがあります。
こちらも「サンドロックが同じことしてたのになんか勝った」という同氏のイラストが元ネタになります。

エクバ2:レイ・ザ・バレル(レジェンド)

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初登場のマキブの時点で「レイはそんなこと言わない」とセリフ面が妙なことになっていたのですが、弱機体的ポジションにいたので取り沙汰にされることは少なかったです。
が、エクバ2で強機体化してから、エクバ2になっても変化の少ないセリフを聞くプレイヤーが増え、いつしかネタみたいになっちゃいました。
射CSの「ビームライフル、とくと味わえ・・・!」、サブの「ドラグーンの熱戦に焼かれて死ぬがいい!」、覚醒時の「レジェンドの力!見るが良い!」等、ここに書くには余白が少なすぎるレベルでバトルマンガじみたセリフが話題になりました。

今でも、称号にもなった「議長を信じろ」辺りがネタにされるレベルで、セリフ面にネタ要素が強すぎるキャラとして確固たる地位を築いています。
いや、「議長を信じろ」は原作にもあったんですがね・・・。*1

エクバ2:ムウ・ラ・フラガ(パーフェクトストライク)

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マキオン初期参戦組にありがちな「武装の名前をそのまんま言う」の被害者の一人です。
特にガンダムSEEDはよくわからない名前の武装が非常に多く、カナード(ハイペリオン)のセリフを聞くと滅茶苦茶わかりやすいです。
そんな中でも、上方修正で強機体と化したパーフェクトストライク。特射の「アグニは効くぜぇ!」が、高性能武装と化していたことから「アグニは入れ込みで2発」等のアグニ中毒者みたいなネタキャラにされてしまいました。

アグニ以外にもイカれた誘導を発揮した格CSなんかは逆に強すぎてヘイトもらってたくらいで、ヘイト以外にネタ的人気を持っていたのはアグニだった・・・という感じです。

 

エクバ2:鳥(ネットミーム)

エクバ2になってからネットミームとして流行りだした単語です。
要は「鳥に関連した武装の総称です。今の所4つの武装がそれに該当します。

  1. 鳥を放つ 究極奥義・鳳凰覇王拳(トライバーニング/強化中射撃CS)
  2. 鳥になる ファイナル・バースト(トライバーニング/後覚醒技)

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  3. 鳥を放つ サイコ・フレームの光(ナラティブ/覚醒技)

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  4. 鳥になる 奇跡のトランザム(ダブルオーダイバーエース/覚醒技)

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こんな感じに、何か鳥が絡んでる武装のことを鳥と呼ぶ人が多いです。
あるイラストから「はい!お前も鳥!」と叫んでぶっぱする謎のアレがあるみたいです。

元ネタはヨナ・バシュタ(ナラティブ)のセリフです。スタンプ通信にも採用されています。

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ならんでええわ(M覚ぶっぱで生当て237ダメージ)

まだ見ぬネタもどこかに?

というわけで、エクバのネタ文化のお話でした。
ひょっとしたらこれ以外のネタ的要素、ネタ扱いがどこかに潜んでいるかもしれません。
こんなの知ってる!という方がいたら教えてください!

*1:デュランダル議長のデスティニープラン発表に懐疑的になるシンを丸め込むためのレイのセリフが元ネタです。